若ひじき 青唐

¥600

今期分の「若ひじき 青唐」は、ご好評につき完売しました。

 シャキッと新食感!そのままでおいしい 若芽のひじき

国産ヒジキは市場の約1割。その中でも特に希少な若芽だけを使用しています。

収穫後すぐにさっと茹でて塩漬けにしているので、普段のヒジキとは全く違う新鮮でシャキっとした食感をお楽しみいただけます。

塩抜きするだけでそのまま食べても美味しく、いつものサラダや料理にたっぷりのせるのもおすすめです。

辛い味付けには、三重県尾鷲市向井地区でのみ栽培される伝統青唐辛子「虎の尾」を使用しています。一度食べたら忘れられないほどの辛さがありながら瑞々しい甘みと爽やかな薫りが際立つ、門外不出の青唐辛子です。

付属の虎の尾ビネガーを塩抜きしたヒジキにかけることでさらに酸味と辛味が加わり、辛いもの好きな人にはたまらない味わいになります。タイやメキシコなどエスニック料理との相性も良いです。

また、「若ひじき」は普通のヒジキに比べて茹で時間が短いので、含まれている栄養を余すことなく美味しく摂取できます。

ー お召し上がり方 ー
【最初に塩抜きが必要です】
まわりの塩を水で洗い流したあと2~3分ほど水に浸してお好みの塩味に調整し、優しく絞り、ペーパーでしっかり水気を切ってください。水をよく切ったあと、塩抜きした虎の尾は刻んでヒジキと一緒にし、最後に虎の尾ビネガーをおかけください。どちらも入れる量によってお好みの辛さに調整できます。

 

▼より詳細な塩抜き時間の目安はこちら
・2~3分:塩味を活かしたいお料理やそのまま食べるときに
・4~5分:歯ごたえよりも、ほんのりした塩味で味わいたいときに
・6~7分:しっかり塩味を抜いて使用するときに
※4分以上の塩抜きでは、ひじきが細かくなることがありますが品質には問題ありませんので、ご安心ください
内容量:150g
賞味期限:2023年6月19日、または6月20日
保存方法:10°C以下で保存してください。
*開封後はお早めにお召し上がりください。

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芽ヒジキでも長ヒジキでもない シーベジの若ひじき


・本製品で使用しているヒジキは、えび・かにの生息域で採取しています。
・稀に自然由来の付着物がある可能性がありますが、洗ってお召し上がりください。
・本商品に含まれるヒ素は基準値以下であり、食品安全委員会も「ヒ素について食品からの摂取の現状に問題があるとは考えていない」と明言しています。
・ヒジキのサイズは収穫時期によって多少異なります。長過ぎる場合は切ってお使いください。
・青唐の大きさは商品によって多少異なります。
・本製品で使用しているヒジキは、えび・かにの生息域で採取しています。

この商品は要冷蔵のためクール便でお届けします。

・クール便 :1,100円
*北海道、沖縄への配送は各配送料金より+200円頂戴いたします。
*詳しい配送方法についてはこちら

ヒジキが秘めた 食材としての魅力

「これこそ、まさに海の野菜」

ナビゲーター:石坂秀威

石坂 秀威 | いしざか しゅうい                 

シドニー出身。オーストラリアの U30 の料理コンテストで優勝後、2018年東京にオープンしてからわずか1年で2つ星を獲得した『INUA』でスーシェフとして料理開発を担当。その後シーベジタブルと出会い、自らも海に潜りリサーチしているうちに、"食べる"という視点で海藻の魅力を引き出してみたいと思い、仲間に加わる。

これまでに社内のテストキッチンで100種類以上の海藻と向き合い、料理業界でも知られていない海藻の食材としての可能性を発信してきた。社内に迎えた海藻×発酵研究の第一人者である内田らと共に、海藻の発酵研究にも日々取り組んでいる。

初めて若芽の小さなヒジキを食べたのは、シーベジタブルの皆と一緒に海に潜ったとき。何と言うか、この食感は“食べるべき“だなと思った。ヒジキそのものを食べている感じがしたというか。

陸の葉野菜みたいにしっかりした食感で、歯応えがある。これこそ、まさに海の野菜じゃないかって。

繊細な香りのスジアオノリと違って、ヒジキは調味料としてのポテンシャルは見えなかった。だけど、香りも食感もすごく強い。茹でたり火を通したりするような強めの調理法でも、しっかりそれらが残ってくれる。

ヒジキは、海藻の中でも味が濃いほうだと思う。例えるなら、パイプの中に味がぎっしり詰まっているような状態。そこへいきなり他の味を入れるのは難しいから、生のヒジキを一度茹でる。

茹で時間が長いと、シャキシャキした食感が無くなってしまうから、さっと茹でてあげることで、ヒジキの味を少し抜いてあげる。それから塩蔵処理で味を凝縮させていく過程で、茹でて生まれた隙間に他の味を入れてあげる。

すると、いろんな味付けヒジキができる。

僕は辛いものが好き。辛味は五味に入らないけど、もし六味があるとしたら間違いなく辛味が入ると思う。料理の味付けでも辛味はあって当たり前で、甘いものが大好きな人もいれば辛いものが大好きな人もいる。

けど辛い海藻は存在しないから、今回、味付けできるヒジキに青唐辛子の虎の尾を合わせて作ってみた。もし天然で辛いヒジキがあったらこんな味だろうって味をイメージして。

このヒジキは生のような食感と味があるから、生の虎の尾をヒジキと一緒に塩蔵してあげることで、塩を通して虎の尾の辛さと香りがヒジキに移されてすごく美味しくなる。

虎の尾はただ単に辛い唐辛子ではなくて、個人的にすごく気に入っている。今までは料理に辛い要素を加えるときはハバネロを使っていた。ハバネロは手に入りやすい唐辛子の中で一番味に特徴があって、独特の甘みを持っている。

 一方で、多くの青唐辛子って味は薄くて辛さがメイン。だけど、虎の尾だけはしっかり辛いうえに甘いピーマンのような野菜っぽさがあって。海の野菜であるヒジキの味を活かすのに、ハバネロより虎の尾が合うと思った。

それと今回は、お酢と虎の尾を合わせた「虎の尾ビネガー」も商品に付けている。塩蔵したヒジキと虎の尾は塩抜きしてそのまま食べても美味しいけど、辛いヒジキをより楽しむのに酸味の要素があるともっと美味しくなる。

塩抜きしたヒジキに虎の尾ビネガーを直接かけて食べても良いし、ヒジキを入れた料理全体に一緒にかけるのも良い。

もし最後に虎の尾ビネガーだけが余ったなら、それだけでも料理に使えるから手元にあってなかなか良いものだと思う。冷やし中華のタレに混ぜてあげるとすごく美味しい。お酢やレモン汁と割ってからオリーブオイルと合わせると、美味しいサラダドレッシングにもなる。

酸味と辛味を合わせる料理は世界中にあるでしょう。このヒジキを合わせるなら、そういった料理を考えると良い。

例えば、南米系の料理のセビーチェ。白身魚やホタテを小さく切って、シャキシャキ感のあるパプリカやピーマンを切って、そこにヒジキも入れて、酸味と辛味を虎の尾ビネガーで決める。

それと、中国料理の酸辣湯麵(サンラータン)。多くの場合は黒酢を使う料理だけど、それをアレンジして虎の尾ビネガーを使って、最後にヒジキをトッピングとして添える。キクラゲの代わりに歯応えのある具材にもなってくれて美味しいと思う。

あと、タイ料理のラープガイ。鶏ひき肉のサラダのようなもので、これは絶対に合うと思う。テイクアウトやデリバリーした料理に加えるだけで、家でも簡単に楽しめる。

家庭で使うなら、タバスコ代わりにパスタに加えてもいいし、酢の物にも使える。

みんな自分の中で好みの辛さがあるだろうから、虎の尾を刻んで加えたり虎の尾ビネガーのかける量で辛さを調整して楽しんでほしい。辛いもの好きな人はきっとやみつきになると思う。

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